DVDはたいへんデリケートな商品です。
乱暴に扱ったり、保管方法が悪いとディスクの記録層が傷んでしまい、DVDの映像が意図せぬ場所で飛んでしまったり、プレーヤーでDVDが読み込まれず全く再生できないなどの不具合が発生します。
そんな状態を回避するため、DVDの扱い方と保管方法を解説します。
1.DVDの扱い方
プレイヤーで視聴する際、DVDをケースから出して手で持つ場合は、できるだけ記録面を直接触らずに、ディスクの両端か、センターホールともう片方の端を指で挟むように持ち上げるのがお勧めです。
記録面を手でつかんだり、触ったりすると、手についていた汚れが記録面に付着してしまったり、誤ってキズがついてしまうことがあります。
汚れの付着
キズ
※当店では、簡易クリーニングで落ちる汚れ、一回の研磨で落とせる微キズ・軽度のキズは減額せずに買取しておりますが、程度の悪化によって査定減額ないし買取不可になってしまう場合がございます。
2.DVDの清掃
ディスクの記録面に汚れが付着した場合は、繊維くずの出ないメガネ拭きなどの柔らかい布でキズが付かないようやさしく拭いてください。ティッシュペーパーはホコリやキズが付く場合がありあまりお勧めしません。
ディスクの円盤の中心部から外側へ向かって放射状に拭くのがポイントです。円周上に拭くと誤ってディスクがキズついた場合に再生に支障が出てしまう可能性があります。
拭いても落ちないレベルの汚れは専用のDVD・CDのクリーニングクロスやクリーナーをご検討ください。
TDK DVD/CDクリーニングクロス DVD-C2G
3.DVDの保管方法
DVDの保管場所
DVDの保管場所は直射日光(紫外線)のあたる場所、温度差の激しい場所、多湿の場所、埃っぽい場所を避けてください。
DVDのディスク自体に直射日光を長時間当てると記録面が焼けてデータを読み込めなくなります。
温度差の激しい場所、多湿の場所、埃っぽい場所では、ディスクに物理的なダメージがあったり、湿気によるカビ、汚れが付着してしまいディスクの読み込みに不具合を起こす原因となります。
また、DVDのジャケットは紙製のため、日焼け、湿気によるカビ、湿気によるシワや埃による汚れの付着などの悪影響も受けます。
DVDの保管ケース
DVDの保管ケースは不織布や横向きに寝かせて積み上げる収納ケースより、購入したときについてくるケースにそのまま入れておくのが理想です。
あとから市販のケースを購入する場合は、光を通さないディスクの記録面と接しないタイプの収納ケース(薄型の黒色トールケースなど)のご利用をお勧めします。
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